
気象庁の衛星観測について、今月12日に発生した「ひまわり9号」の障害をうけ、当面は「ひまわり8号」での観測を続けると明らかにしました。
「ひまわり9号」は今月12日未明に障害が発生し、一時、正常な観測が行えない状態となっていました。
このため、バックアップ機として運用されている「ひまわり8号」に切り替えを進め、当日の午後10時から運用しています。
これについて気象庁はきょう(28日)、「『ひまわり9号』は正常に観測できる状態に回復したものの、原因調査などに時間がかかっているため当面は『8号』の運用を続ける」と発表しました。
これまでの調査で、今回の障害は「9号」本体とカメラやセンサーとの間の通信に異常が発生したことによるものだということは判明しているものの、なぜその異常が発生したのかがわかっておらず、それを踏まえた対策の検討にも時間を要するということです。
現時点で「9号」への観測に復帰する目処は立っていないとしています。
気象庁は「『8号』の燃料は十分あり、数年の間は問題なく代用できる。『8号』と『9号』は観測性能に変わりはない」としています。
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