
鹿児島県に大雨特別警報を発表したことにともなって、気象庁が国土交通省と合同で会見を行い、「命の危険が迫っている」として最大級の警戒を呼びかけています。大雨のピークは昼過ぎまで続く見込みだということです。
気象庁大気海洋部 立原秀一 予報課長
「命の危険が迫っています。直ちに身の安全を確保してください。普段、災害が起こらないと考えられている地域でも最大級の警戒が必要です」
気象庁は午前5時、鹿児島県霧島市に大雨特別警報を発表しました。
九州地方にかかっている前線に暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、きょうに入り、鹿児島県に2回「線状降水帯発生情報」が発表されています。
気象庁によりますと、霧島市牧之原では午前6時までの12時間の雨量が495ミリと、霧島市として観測史上最大の降水量となっています。「大雨のピークは昼過ぎまで続く」として、最大級の警戒を呼びかけています。
さらに、今夜にかけて前線の位置がほとんど変わらず、鹿児島県のあす午前6時までの24時間雨量は多いところで200ミリと予想されているということです。
気象庁は、今後、他の市町村にも特別警報を発表する可能性があるとして、「特別警報の発表を待つことなく、市町村の避難情報に従って身の安全を確保してほしい」としています。
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