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「若者を狙う消費生活トラブル」賃貸住居の退去や美容医療に関するトラブルが増加中!若者向け悪質商法被害防止キャンペーンを実施

2026-03-31 15:42:52

2026年も春となり、多くの人が新生活を迎える時期となりました。しかし、新生活を迎えるこの時期に若者を狙った消費生活トラブルが急増しています。

トラブルの内容は賃貸住宅の退去トラブルや、美容関連の悪質商法など。都及び都内区市町村に寄せられた若者(29歳以下)の相談件数は令和7年度上半期において115.6%(273件増)と増加しています。今回はそういったトラブルの事例や東京都が行う悪質商法被害防止キャンペ゚ーンについて紹介します。

若者消費生活トラブル相談件数ランキング ※令和6年4月〜令和7年3月データ

1位 賃貸住居の退去

2位 美容医療

3位 鍵開け/ロードサービス

4位 エステ

5位 ネットゲーム

6位 自動車教習所/パーソナルジム

7位 不審なメールや電話

8位 副業/儲け話

9位 電力乗り換え契約

10位 害虫駆除

賃貸住宅の退去トラブルの事例

相談内容

3年間居住した賃貸アパートを退去。立ち会い時に貸主から「原状回復費用は敷金で足りる」と説明されたが、後日、エアコンクリーニングやクロス全面貼り替えを理由に68,000円の追加請求が届いた。通常使用の範囲での居住であり、事前説明と異なる請求内容に納得できない。

対策方法

・貸主に対して退去時の立ち会いと確認をお願いする

・入居時・退去時ともに日付記録のある写真撮影をしておく

・契約前に書面をよく読み、納得できない点は説明を受ける

美容医療に関するトラブル

相談内容

美容医療の「通い放題」につられて契約したが予約が取れず支払いだけが残るトラブル。

対策方法

・「今日契約するなら割引」などの勧誘に、あわててその場で契約せず持ち帰って判断。

・必ず契約時に申し込み書面の内容と支払い方法を確認。

・契約前に身体へのリスクや安全性について説明を求め、 慎重に検討。

レスキュー商法

解錠、トイレのつまり、水漏れ、など緊急事態に陥っている状況につけ込み、広告で安い料金をうたい、来訪後には高額な料金を請求する商法。解錠サービスに関する若者の相談は前年度の約2.8倍に。

スポーツ・健康教室に関するトラブル事例

ピラティスの無料体験後、月額3万円で月8回まで通える契約をしたが予約がとれず利用できなかった。解約を申し出ると、3か月縛りのため2か月分の料金支払いを求められた。入会時にこの説明はなく納得できないといった相談。

害虫駆除トラブルに関する事例

ゴキブリが出たので、スマホで検索して「最安値550円」と表示のあった害虫駆除業者に連絡す ると、具体的な作業や料金の説明はなく「担当者を向かわせる。」とだけ言われた。業者が到着しゴキブリを1匹処理した後、「まだたくさんいる可能性がある。対策がしたほうがよい。」と言って薬剤をまいた。作業後、12万円請求されたので「スマホで見たときは550円からとあった。」と抗議すると、最終的に「半額にするから今日は基本料金15,000円だけ支払って。」と言われ支払った。

その他にも、「副業や内職で簡単に収入を得られる」と勧誘し、仕事に必要があるとして商品やサービスを購入させたり金銭を支払わせるサイドビジネス商法や、販売組織の会員になり他の人を勧誘して入会させると紹介料がもらえるマルチ商法などの悪徳商法が存在します。

東京都は1月~3月に若者向け悪質商法被害防止キャンペーンを実施

若者の相談件数増加を踏まえ、東京都は若者の消費者被害の未然防止・早期発見を図るため、キャンペーン期間中に啓発事業や特別相談を実施しています。

動画放映

VTuberグループ「ホロスターズ」所属の花咲みやびが出演。花咲みやびとリスナーのやり取りを通じ、若者が被害に遭いやすい商法や気をつけるべきキーワードを紹介し、「188(消費者ホットライン)」を周知。

都内すべての高校2年生に消費者教育、啓発ノートを配布(1月~)

若者向けのインターネット広告を実施(2月~)

「CMシナリオ・動画コンテスト」から生まれた被害防止CMの地上波放映(3月~(予定))

若者自ら消費者トラブルについて考える機会を提供し、消費者トラブルに巻き込まれることを防止するため、「STOP!若者の消費者トラブル CMシナリオ・動画コンテスト」を実施。優秀賞作品から生まれた被害防止CMが3月から地上波放映予定。

ポスター・リーフレット作成

キャンペーンキャラクターが登場するポスター・リーフレットを都内各所に掲示・配布。リーフレットでは、「ボク、カモかも...。」が悪質商法の被害に巻き込まれる4コマ漫画を通して、若者が巻き込まれやすい悪質商法の手口と注意点を解説。 裏面ではクーリング・オフの方法と相談窓口を紹介しています。

 

東京都生活文化局消費生活部では、消費生活に関わる東京都の情報サイトで様々なトラブルに対する注意喚起を発信しています。気になることがある人はサイトを訪れてみてください。

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/

情報提供元: マガジンサミット