台風25号による記録的な大雨からきょうで1か月です。土砂崩れで2人が亡くなった神奈川県三浦市で市が土砂崩れの危険があるとして、7つの地域のおよそ300世帯に避難を促していることがJNNの取材でわかりました。
台風25号による記録的な大雨の影響で千葉県と神奈川県では大きな被害が出て、2つの県で死者は15人にのぼり、このうち13人は土砂崩れに巻き込まれ亡くなりました。
記者
「三浦市の土砂崩れ現場です。ごらんのように、1か月経ってもそのままの状態となっています」
2人が土砂崩れに巻き込まれ亡くなった、神奈川県三浦市。今後、土砂崩れの危険があるとして、三浦市が市内の7つの地域のおよそ300世帯610人に避難を促していることがJNNの取材でわかりました。
対象は、ほとんどが土砂災害特別警戒区域と土砂災害警戒区域に住む住民で、市は最長2年間、県が借り上げる民間の賃貸住宅への避難を促し、対象エリアの崖の工事を行うことも検討しています。
市は先月から対象の住民に直接避難を呼びかけていますが、現時点で避難を決めた住民はいないということです。
避難対象地域の住民
「今、平時に『危険地域だから移動してくださいよ』と言われて、『はい、分かりました』と移動することはない」
「ここで生まれて、ここで育って、周り近所、農家さんだったりが多いから、どうしてもここから離れることは仕事柄できないんじゃないか」
避難を促した三浦市の担当者は…
三浦市 高橋栄行 危機対策担当課長
「(住民からは)驚きというか、ちょっとびっくりしたって反応もあったと。起きてからでは遅いという意味合いで、今回の教訓を生かしていきたい」
三浦市は「強制力はなく、あくまで注意喚起だが、二次災害防止のためにも取り組んでいる」としています。
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