小学5年の男子児童が行方不明になってから8日。手がかりは山の中で見つかった本人のかばんですが、当初その場所に「かばんはなかった」ことが新たに分かりました。
京都府の南丹市立園部小学校5年、安達結希さん(11)。
今月23日の朝、父親が車で学校のそばまで送り届けたのを最後に行方が分からなくなっています。
この日、小学校では卒業式が行われていました。
警察などによると、安達さんは午前8時ごろ、父親に車で学校の近くまで送り届けられましたが、そのおよそ30分後、担任は安達さんが登校していないことを確認。卒業式が終わった午前11時45分ごろに保護者に電話で連絡したところ、行方不明が判明したということです。
記者
「車で登校する児童は、グラウンド横の道を通って正面玄関から小学校に入ることが多いということです」
校内に設置された防犯カメラにも安達さんが登校する様子は映っていなかったといいます。
卒業式終了後の学校周辺の様子について、31日、新たな証言が得られました。
卒業式に出席 保護者
「(学校の)横に川が流れてるんですけど、そこに先生方3人くらいがのぞき込んだりとか捜している姿を見て、やっぱりおかしいなというので、先生に『何かあったんですか』って確認したら『児童が1人行方分からなくて』という話を聞いて」
この男性は地元の消防団に所属し、翌日、安達さんの捜索に参加したといいます。
安達さんの捜索に参加
「私たちは園部の街中から園部駅方面をずっと見て回った。2メートル間隔で学校の後ろの山をみんなで登った。(Q.手がかりは?)いやもう全く何もなかった。(Q.親族や家族も参加していた?)お母さんは泣いていて、『よろしくお願いします』とすごく泣いていた。ご主人は頭を下げていた」
手がかりが見つからない中、事態が動いたのは29日のこと。
記者
「29日、こちらの山の中で安達さんの通学用かばんが見つかりました。“ランリュック”と呼ばれるかばんだったということです」
安達さんの親族が、小学校から北西におよそ3キロ離れた山の中から黄色い通学用かばんを発見したのです。
それは南丹市などで広く使われている“ランリュック”と呼ばれるタイプのもので、両親が安達さんのものと確認したということです。
しかし、このかばんをめぐっては不可解な点も。
安達さんが行方不明となった翌日の24日と25日に警察や消防はこの付近を捜索していて、その際には、かばんはなかったということです。
安達さんのかばんは一体なぜ、29日この場所にあったのか。
この山道は小学校と安達さんの自宅をつなぐルート上にはなく、隣の京丹波町まで通じる道です。
地元住民
「大体ここ通う人というのは、よく知ってる人が仕事で通うくらいです。よっぽど国道9号線が止まってる時とか。(Q.いわば抜け道じゃないけど細い道ですよね)すれ違いができないので、なかなか通りにくい」
地元の人は、この山道について一様に“滅多に通ることはない”と話します。
地元住民
「あんなところ地元の人でも通らない。(子どもが)1人で行くような道じゃない、そもそも」
「(Q.街灯とかある?)ありません全然。(夜は)真っ暗ですよ、こんなところ怖いわ、私らよう行かんもん」
「(Q.子どもが歩いて通る?)そんな道ではない。子どもが歩いていたら分かる」
警察によると、安達さんが行方不明になって以降、電車やバスに乗った形跡は現時点で確認されていないということです。
安達さんは身長134.5センチのやせ型で、胸に「84」と書かれた灰色のトレーナーやベージュのズボン、黒色のスニーカーなどを着用していたということで、警察は情報提供を求めています。
【南丹警察署 生活安全課】
(0771)62-0110
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