
東京・日野市の保育園で園児に暴行して、けがをさせた罪などに問われた保育士の男性の裁判で、男性に無罪を言い渡した1審判決が確定したことが分かりました。東京地検立川支部が控訴期限までに控訴しませんでした。
30代の保育士の男性は2020年4月、当時、勤務していた東京・日野市の保育園で園児(当時4)を暴行して、けがをさせた罪などに問われました。
東京地裁立川支部は今月11日、男性の暴行を目撃したと証言する同僚の保育士2人について「警察の事情聴取を受けるころから、供述などがすり合わされていた疑いがある」などとして、男性に無罪を言い渡しました。
この判決について、東京地検立川支部が控訴期限の今月25日までに控訴せず、確定したことが分かりました。
東京地検の新河隆志次席検事は「判決内容および証拠関係を詳細に検討し、上級庁とも協議した結果、原審の判断を覆すことは困難と判断し、控訴はしないこととした」とのコメントを出しました。
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