
業務で知った未公開情報をもとにインサイダー取引を行ったとして金融商品取引法違反の罪に問われている東京証券取引所の元社員の男とその父親の初公判が東京地裁で開かれ、2人は起訴内容を認めました。
東京証券取引所の元社員・細道慶斗被告(27)は業務で知った上場企業の未公開情報を父親の正人被告(58)に伝えた罪に問われ、正人被告はその情報を元に株およそ1700万円分を不正に買い付けた罪に問われています。
きょう開かれた初公判で、2人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
また、裁判官から現在の職業を問われた慶斗被告は「無職です」と述べました。
関係者によりますと、一連の取引で慶斗被告は利益を得ていませんが、父親は不正な取引でおよそ400万円の利益を得たとみられています。
細道被告らは去年12月、証券取引等監視委員会から刑事告発され、東京地検特捜部が在宅起訴していました。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】