17日は気温が上昇し、最高気温25℃以上の夏日は全国226地点。各地で夏のような光景が見られました。
ビーチで「日焼け日和」 朝は少しヒンヤリも気温上昇で戸惑う人も
喜入友浩キャスター(17日午後8時ごろ)
「都内にあるビアガーデンです。かなり賑わっていますね。皆さん楽しそうにビールを飲まれています」
冷えたビールを手に、バーベキューを楽しんでいる人たちが目立ちます。
今週オープンしたばかりの東京・新宿の「森のビアガーデン」では、平日にも関わらず、約150人分の予約が入っていました。
会社員
「(今日は)3杯!美味しく飲まさせていただいています」
「今日は暑かったのでちょうど良かったです」
まだ4月ですが、午後8時の手元の気温計では22.3℃と、屋外の冷たいビールがあう気候になりました。
森のビアガーデン 吉原雄一 支配人
「(気温と売り上げは)しっかり比例してまいります。お客様にとっても“良い暑さ”だと思います」
その日の東京の朝は少しヒンヤリして、通勤時間帯はマフラーやダウン姿の人もいましたが、午後にかけて気温は上昇。25℃以上のに「夏日」なるなど、暑さに戸惑う人もいました。
学生(10代)
「ヒートテックを下に着ている。ミスりましたね。マジで暑い」
生後半年の赤ちゃんの母
「慌てて薄着の眠っていたやつを奥から引っ張りだしてきた。冷感のベビーシートを敷き、中に保冷剤を入れて」
港区・お台場にあるビーチでは、親子で水遊びをするなど夏本番のような光景で、散歩中の犬にも暑さがこたえている様子です。
30代の母親
「帽子と長袖と水分補給。木陰で休憩させてますね」
3歳の子どもの母親
「長くいるとすごい日焼けもしそうだし、ジワジワ暑さが体に来る感じ」
中には、銀の反射シートを敷き、寝転ぶのはまもなく70歳になる男性。「日焼け日和」だと言います。
週2回ほど海を訪れる 60代男性
「今日は風があって寒いのかなと思ったら、お昼頃はもう夏。(銀のシートは)気分の問題だけど、乱反射があるらしい。むらがなくなるんじゃないの」
鳥取砂丘で熱中症 男子高校生が救急搬送も軽症
全国226地点で、最高気温が25℃以上の「夏日」になりました。
一番暑かったのは大分・豊後大野市(犬飼)の28.9℃で、まだ4月中旬ですが、6月下旬並の気温です。
名古屋市の最高気温は26.3℃。前日から7.1℃も上がり、今年最も暑くなりました。
17日午後、鳥取砂丘では男子高校生が熱中症になり、救急搬送されました。一時、会話が難しい状況でしたが軽症だということです。
鳥取では27.7℃を記録し、今年一番の暑さになっていました。
この暑さは19日まで続き、土曜日は東京や名古屋で28℃まで上がる見込みで、体調管理に注意が必要です。
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