北朝鮮の金正恩総書記の妹・金与正氏は、先月の米中首脳会談で北朝鮮の「非核化」という共通目標を再確認したとのアメリカ側の立場を強く否定しました。
7日付けの朝鮮中央通信によりますと、金与正朝鮮労働党総務部長は6日、談話を発表しました。
与正氏は談話の中で、「われわれの核保有国としての地位は絶対不退の限界線であり、誰かが認めようと認めまいと厳然たる現実である」などと強調しました。
核問題をめぐっては、アメリカ政府が先月の米中首脳会談で「北朝鮮の非核化という共通の目標を確認した」とする文書を発表などしています。
こうしたことについても与正氏は、「完全な捏造であり、荒唐無稽な偽りの情報」とするとともに「アメリカの常套的な偽情報の流布にすぎない」と主張しました。習近平国家主席の訪朝を控える中、中朝首脳会談において核問題の議論はしない姿勢を示したかたちです。
こうした中、北朝鮮メディアは金正恩総書記が6日に軍需工場を視察したと報じました。
金総書記は2026年上半期のミサイル生産の状況を確認したほか、新たな「国防5カ年計画」の期間中にミサイルの生産能力を2.5倍に拡大する目標を示したということです。
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