東京・歌舞伎町の元ホストの男が客からホストクラブの代金を取り立てるために女性客に性風俗店で働くことを強要したとして、警視庁に逮捕されたことがわかりました。
【写真を見る】【速報】「エレン」と名乗り新宿・歌舞伎町でホストをしていた男を逮捕 女性客に性風俗店で働くことを要求か IT関係者と偽りマッチングアプリで交際もちかけ 警視庁
捜査関係者によりますと、風営法違反の疑いで逮捕されたのは、新宿区歌舞伎町の「AXEL by ACQUA」で、「エレン」という名前でホストをしていた竹岡拓人容疑者(27)です。
竹岡容疑者は去年11月、新宿・歌舞伎町の飲食店でホストクラブの20代の女性客に対し、「ヘルスの仕事がある」「売り上げが上がれば早くホストを辞めて2人で旅行に行ったりするお金に使えるから、今だけ頑張ってほしい」と言い、ホストクラブの料金を払わせるため、性風俗店で働いて金を稼ぐよう要求した疑いがもたれています。
竹岡容疑者はこの女性とマッチングアプリを通じて知り合いましたが、当初、「IT関係者」と肩書を偽って交際をもちかけ、交際が始まったタイミングで「実は副業でホストをやっている」「俺の全部を知ってほしいから来てほしい」と明かし、ホストクラブに何度も連れて行っていたということです。
そして、女性が支払いに困窮すると、竹岡容疑者は職安法違反の疑いで共に逮捕されたスカウトの福重昂宏容疑者(35)を女性に紹介し、女性は千葉県船橋市の性風俗店で働くことになったということです。
竹岡容疑者は女性に消費者金融で金を借りさせるなどもしていて、女性は竹岡容疑者の店であわせて380万円ほどを支払ったとみられています。
また、別の20代女性も同様の被害にあったと訴えています。
女性はJNNの取材に応じ、「風俗は嫌と言ったのに、本人の売り上げに達しないとデートができないと言われ、行っていた」と明かしました。この女性の場合、稼いだ金から生活費を除くほぼ全額を竹岡容疑者のために支払うことになり、その額は半年で1000万円近くに及んだといいます。
警視庁は、竹岡容疑者が同様の手口で複数の女性に性風俗店で働くよう要求していたとみて調べています。
去年6月に施行された改正風営法では、客を誘惑して料金支払いのため性風俗店で働くよう要求することは禁止行為として明記されていて、警視庁がこの禁止行為で摘発を行うのは初めてだということです。
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