石破総理が辞任する意向を明らかにしたことを受け、北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんが「寂しく、むなしい感じがある」などとコメントを発表しました。
石破総理は7日夜の記者会見で辞任する意向を明らかにし、拉致問題について、「解決に向けて努力をしてきたが、結果を出すことができず、痛恨の極みだ」と述べました。
辞任の表明を受け、拉致被害者の横田めぐみさんの母・早紀江さん(89)はコメントを発表しました。
横田早紀江さん
「何と言っていいか、わからない。総理面会の際には、石破首相から『一生懸命頑張ります』とお聞きしていたが、どのように拉致問題を解決なさろうとしているのかがわからなかった。親が救出活動をして、40年以上頑張っても、いまだに拉致被害者の姿も何も見えない。こんなに大切な、命の問題なのに、これは何なんだろうと。寂しく、むなしい感じがある。次の方が頑張っていただけるのか、世界が見ていると思う」
また、めぐみさんの弟で被害者家族会代表の拓也さん(57)もコメントを発表しました。
横田拓也さん
「米国との関税交渉に区切りがついたことが辞任の理由と説明され、拉致問題を解決できなかったことは痛恨の極みともコメントされました。一方、参院選後から1か月強が過ぎた中で、拉致問題についてほとんど触れられることがなかったことは誠に残念です。時間的制約がある問題に対して、政治の混乱と停滞がこの問題に悪影響になっていないかを懸念します。体制を早急に立て直していただき、日朝首脳会談を開催し、全拉致被害者の即時一括帰国を実現してほしい」
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