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毎日続く厳しい暑さ…今年の猛暑への対策は? 【ひるおび】

国内
2025-08-07 15:34

立秋がすぎ、暦の上では「秋」の中、いまだ全国各地で厳しい暑さが続いています。この暑さをしのぐ対策を紹介します。


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いい日陰は「お・か・し」

日向と日陰では、過ごしやすさや体内の温度が大きく変わります。
気象予報士の森朗氏によると、いい日陰の条件は
〈1〉おおきいひかげ(全身を覆うような大きな影)
〈2〉かぜがとおる(周りに風をさえぎるような大きな建物がないこと)
〈3〉しぜんのちかく(木や足元に草が生えているなどの自然豊かなところ)
頭文字をとって「お・か・し」と覚えましょう。


日射が体感温度に影響

気温30℃の外で日向と木陰の温度がどれくらい違うのか実験したところ、
日向部分が約50℃に対し、木陰部分や木の葉っぱ部分は約30℃と、20℃近くも違います。
木陰では、日射や路面からの熱が少ないため日向より涼しく感じられ、体感温度が7℃程度低くなる場合もあります。


いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は
「直射日光は体に大きなダメージを与える。日傘や帽子などの活用で急激な体温上昇を避けてほしい」
と話しています。


日傘を使った実験では

環境省が行った「日傘の効果検証実験」では
人工太陽(気温30℃)で帽子・通常日傘・遮熱日傘の3種類を使用し検証を行いました。


サーモカメラで見てみるとー
帽子
⇒頭部の温度が60℃近くになっている。


通常日傘
⇒傘の石突きと頭の部分が60℃~70℃近くになっており、肩の部分の温度は30℃ほど。


遮熱日傘
⇒日傘は70℃近くになっているものの、傘をさす人は約30℃。頭や体に熱が届くのを防いでくれている。


恵俊彰:
自分で作れる日陰と考えていい。今年は中が黒い遮熱日傘ですね。


暑さ対策「手のひらを冷やす」

伊藤博道院長によると、「手のひらを冷やす」ことで熱中症対策になります。
手のひらには体温調節を担う血管があり、効率よく体温を下げることができます。


冷やす方法は
・冷たいペットボトルを握る
・手を洗う

などがあり、15℃程度で5分程度行うと効果が出てきます。しかし冷たすぎると血管が収縮し逆効果になるため注意が必要です。


恵俊彰:
やはり水のある場所はいいんですね。
ただ極端に冷やしすぎるのは良くない。


気象予報士 森朗氏:
外に出る際は、遮熱日傘をさして、片手にペットボトルを持っていただければ
体が冷やされると思います。


(ひるおび 2025年8月6日(火)放送より)


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