■『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』（27日／さいたまスーパーアリーナ）
◯朝倉未来 ― Xクレベル・コイケ
3ラウンド判定　2－1

【試合映像】朝倉未来がクレベルにリベンジ成功！　進化したスタイルで4年前の雪辱を果たす

　第15試合のメインイベントでクレベル・コイケとの4年ぶりの再戦に挑んだ朝倉未来が、3ラウンド判定2－1でクレベルに勝利。4年前の雪辱を果たすことに見事に成功した。

　朝倉は昨年7月の『超RIZIN.3』で平本蓮に1ラウンドでKO負けして現役引退を発表するも、今年5月の『RIZIN男祭り』で元フェザー級王者の鈴木千裕に3ラウンドTKO勝利して、見事に復活を飾った。今回は3ヶ月以内のショートスパンとなるが、4年前の2021年6月に東京ドーム大会で一本負けしたクレベルとのリベンジ戦に臨んだ。

　午後9時20分にゴングが鳴らされたこの夏一番の大喧嘩、組み付きたいクレベルに対して朝倉が強烈な打撃で距離をコントロール。クレベルがロープ際で組み付くも朝倉が倒れて上になり、強烈なパウンドを見舞う場面も見せ、その後もハイキックやインローでクレベルを削ったところで1ラウンドがあっという間に終了。

　第2ラウンドも朝倉が自分の距離でボディへのパンチなど打撃を何発もヒットさせる。被弾覚悟でクレベルがタックルを仕掛け、スタンドでバックを奪うも朝倉もうまく体を入れ替えて決定機を作らせず、クレベルに強烈なヒジを打ち込む。残り1分でクレベルが下から三角絞めを狙う動きを見せるも、朝倉は冷静に時間を使って2ラウンド終了が告げられた。

　迎えた運命の最終第3ラウンド、劣勢のクレベルが逆転をかけて序盤からタックルを仕掛けてスタンドバックを奪うが、朝倉が決定的なポジションを許さず進化した寝技の成果を発揮。そのまま試合全体を支配した朝倉が勝利した。

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