なり手不足が深刻な自衛官の処遇改善の一環として、石破総理は、普段は普通の公務員として働く予備自衛官が勤務先で有給休暇を取って訓練に参加している状況などを来年度中に見直すよう関係閣僚らに指示しました。

自衛官の処遇改善をめぐり、政府は去年12月、様々な手当を新設することや、宿舎の個室化など居住環境の改善、退職後の再就職支援を充実させることなどを盛り込んだ基本方針をまとめています。

石破総理
「予備自衛官等を兼ねる公務員が有給休暇を取って訓練に参加している状況は、速やかに見直すことが必要であります」

石破総理はきょう（10日）、自衛官の処遇に関する閣僚会議で、この方針に示された施策のうち、普段は普通の公務員として働いている予備自衛官などが有給休暇を取って訓練に参加している状況の見直しを、来年度に実施するよう関係閣僚らに指示しました。

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