おととい、栃木県の東北自動車道で逆走車が正面衝突するなどして3人が死亡した事故。逆走車が正面衝突の前に、ほかの車と接触した後も速度を維持したまま逆走し続けていたとみられることが分かりました。
【写真を見る】“速度を維持したまま”逆走し続けたか 東北自動車道での逆走車の正面衝突事故 約1分で2.7キロ走行
おととい夜、那須塩原市の東北道上り線で、前原勇太さん(42)が運転する乗用車が逆走して、平岡勝利さん(56)が運転する乗用車と正面衝突しました。
さらにその後、この事故による渋滞の列にトラックが追突したことで、前原さんと平岡さんを含むあわせて3人が死亡、10人が重軽傷を負いました。
前原さんの逆走車は、正面衝突するおよそ1分前におよそ2.7キロ離れた黒磯板室インター付近で接触事故を起こしていたということですが、その後の警察への取材で、前原さんが接触事故を起こした後も速度を維持したままで逆走し続けた可能性があることがわかりました。
前原さんの車は黒磯板室インター付近からおよそ3キロにわたって逆走したとみられ、捜査関係者によりますと、正面衝突した現場にブレーキの痕はなかったということです。
これまでに前原さんの遺体からは薬物やアルコールは検出されていないということで、警察は事故のいきさつを調べています。
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