来年春に始まる予定の自転車の悪質な交通違反に対する「青切符」について、警察庁はきょう、反則金額を公表しました。スマホの「ながら運転」は1万2000円の反則金となる見込みです。
警察庁によりますと、去年、自転車が関係する事故の死者数は327人で、このうち、自転車側に交通違反があったケースが8割にのぼっているということです。
警察庁は16歳以上を対象に、悪質な違反をした自転車の運転手に交付される「青切符」の導入を決定。来年4月1日に制度が始まる予定ですが、警察庁はこれに先立ち、「青切符」の反則金額を公表しました。
対象は113の違反行為で、▼スマホなどの“ながら運転”が1万2000円、▼信号無視、逆走、歩道通行は6000円、▼イヤホン着用(必要な音が聞こえない状態で運転する行為)や傘差し運転、一時不停止は5000円、▼並んで走る行為や2人乗りには3000円の反則金を設ける方針です。
20代
「高い、高いです。むかし、傘差しながら運転しちゃったときはよろけちゃうので、やめたほうがいい」
30代
「逆走が多いですね。こっち(左車線)走っていて、向こうから来るとか」
16歳
「歩いているときに近くとか、イヤホンつけている人とか、自転車とかがすれすれで通ったりして、危ないと思ったことが何回かあったりして」
20代
「これくらい(反則金)とった方が意識は上がるのかなと思いますね」
酒酔い運転など危険な違反には「赤切符」が交付され、刑事罰の対象となります。
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