
■MLB レンジャーズ 4xー3 ドジャース(日本時間20日、グローブライフ・フィールド)
ドジャースはまさかの逆転サヨナラ負けで、佐々木朗希(23)のメジャー初勝利はまたもお預けに。
敵地でのレンジャーズ戦に先発した佐々木は、自身メジャー最長となる6回(78球)を投げ切り、2安打2失点(本塁打1)、奪三振4、四球3の好投。打線がF.フリーマンの4号2ランなどで逆転したが、3対2の1点リードで迎えた9回裏、4番手のK.イェーツが無死二塁でガルシアに逆転サヨナラ2ランを浴びた。
勝利投手の権利を持ち、待望の初勝利目前となった佐々木は、前日3勝目を挙げた山本由伸(26)とベンチで試合を見守っていたが、まさかの結末に。ドジャースは連勝が4で止まり、15勝7敗の貯金8。
佐々木は前回のカブス戦(13日)で5回(81球)を投げ、4安打1失点(1本塁打)の粘投も黒星。初勝利は2戦連続で持ち越しとなった。
この日、中6日でメジャー5度目のマウンドへ。初回は先頭のセミエンを右直に打ち取ると、次のシーガーのセンターへの大飛球もフェンス上部ギリギリのところで、A.パヘス(24)がスーパーキャッチ。ホッとした表情をみせた佐々木は、続くスミスをスライダーで空振り三振に仕留めた。2回も3者凡退で落ち着いた投球をみせたが、3回は先頭打者に四球を与えると、続くK.ヒガシオカに先制の2ランを許した。
しかし、打線が直後の4回、先頭のM.ベッツ(32)がセンターへのヒットで出塁すると、続くF.フリーマン(35)が2戦ぶりの4号2ランを放ち同点に。さらにM.コンフォート(32)のヒットから2死一塁でM.マンシー(34)が勝ち越しタイムリーを放ち、3対2とリードした。
援護をもらった佐々木は、4回は3者凡退。5回はヒガシオカにこの日2本目のヒットを許したが、後続を外野フライで打ち取った。移籍後初となる6回のマウンドに向かった佐々木は、1死で四球を許したが、4番ガルシアを併殺打で切り抜け、7回は2番手のJ.ドレーヤー(26)に交代した。
リリーフ陣はドレーヤーが3人で抑えると、8回はE.フィリップス(30)が2死でヒットを許したが、A.ベシア(29)への継投で切り抜けた。9回はK.イェーツ(38)が登板。先頭のスミスにライトへあわやホームランの大飛球もファール。一度ホッとするも二塁打を許してしまうと、続くガルシアに3球目のストレートを、レフトスタンドへ逆転サヨナラ本塁打を浴び、まさかの結末に。佐々木のメジャー初勝利は消滅し、ドジャースの連勝も4でストップした。
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