
北朝鮮は弾道ミサイルに搭載する重要兵器システムの試験を行ったと明らかにしました。大量の小型爆弾で広範囲を攻撃する「クラスター弾」の性能を確認したとみられます。
きょう付けの北朝鮮の「朝鮮中央通信」はミサイル総局が10月31日に重要兵器システムの威力を確かめる試験を行ったと伝えました。
公開された写真からは、目標とみられる島に多数の爆弾が着弾する様子が確認でき、小型の爆弾を広範囲にまき散らす「クラスター弾」が使用されたとみられます。
ミサイル総局は「12ヘクタールから13ヘクタールの範囲を超高密度で焦土化できることを実証した」と主張しています。また、この兵器について「用途ごとに複数に区分される」としたうえで、「今年中にすべてのタイプを作戦の目的などに合わせて運用できるようにする」と述べています。
「クラスター弾」は殺傷力の高さや、不発弾による民間人への被害の懸念から、2008年にできたオスロ条約では製造や使用が禁止されています。
ただ、北朝鮮はこの条約に加盟しておらず、韓国やアメリカ、そして中国、ロシアなども批准していません。北朝鮮は今年4月にも「クラスター弾」の試験を行っていて金正恩総書記と娘が立ち会ったと報じられています。
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