パレスチナ自治区ガザで、救急車が攻撃され15人が死亡した問題で、イスラエル軍は「夜間で、救急車だと認識できなかった」などとする報告書を発表しました。
ガザ南部ラファで先月、救急車に乗っていたパレスチナ赤新月社の医療従事者ら15人がイスラエル軍の発砲で死亡しました。
イスラエル軍は20日に発表した報告書で「夜間の視界不良で救急車と認識できず、誤認だった」と主張。殺害された15人のうち、6人はハマスの戦闘員だったとしていますが、具体的な証拠は示していません。
軍は当初、救急車がライトを付けずに不審な動きをしていたと主張していましたが、赤色灯をつけて走る様子が写った動画が見つかったことで、意図的な攻撃を疑う声が高まっていました。
報告書についてパレスチナ赤新月社は、イギリス・BBCに「現場指揮官のミスを正当化し、責任転嫁している」などと非難しています。
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