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「寛容で包摂性のある社会であってほしい」皇后雅子さま62歳に 戦後80年“慰霊の旅”経て平和への思いをつづる

国内
2025-12-09 18:06

皇后雅子さまが、きょう、62歳の誕生日を迎えられました。1年を振り返る文書の中では、平和への思いを強く訴えられました。


午後4時ごろ、誕生日の挨拶のため、上皇ご夫妻のお住まいに入られた天皇皇后両陛下。沿道に集まった人に笑顔で手を振られました。


皇后さまはきょう、誕生日にあたり1年の感想を文書で発表。とくに分量を割いたのが「平和への思い」です。


「おうちはどちらのほうで?」


皇后さまは今年、「戦後80年」の節目にあたり、硫黄島や沖縄、広島、長崎などを陛下や愛子さまとともに訪問。文書では、各地での“慰霊の旅”を振り返り…


「今後とも永続的に平和を守っていくことの大切さを改めて深く心に刻む年になりました」


また、その実現のため「寛容で包摂性のある社会であってほしい」と記すなど、平和への思いを強く訴えられました。


この1年、地方を訪れた回数は、令和に入ってから最多となる13回。各地で精力的に公務にのぞまれました。滋賀県の盲学校を訪れた際には、盲導犬ユーザーと交流される場面も。


「イヴちゃんは女の子ですか?(女の子です)いま何歳?(3歳です)」


7月には、モンゴルを公式訪問。スポーツの祭典「ナーダム」などを視察されました。羊の骨をはじく伝統競技「シャガイ」では、見事、皇后さまが最高得点を出されました。


また、文書の中では、長女・愛子さまにもたびたび触れ、「一つ一つの公務に心を込めて取り組んでいます」と記されました。先月ラオスを訪問されたことについては、「思い出深い滞在をさせていただいたことに深く感謝いたします」と母親としての思いも。


「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら、できる限りの務めを果たすことができるよう努力していきたいと思います」


文書の最後には、皇族としての抱負を記された皇后さま。


来年2月には、国賓としてUAEのムハンマド大統領が来日予定。UAEは、30年前に陛下とおふたりで訪問された“思い出の地”です。迎える1年もさまざまな行事に臨まれます。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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