
東京世界陸上(13日開幕)の代表に選出されたミズノ所属の飯塚翔太(34、男子200m)、ディーン元気(33、男子やり投)、佐藤風雅(29、男子400m&男子4×400mリレー)の3名が3日、オンライン会見を行い、本番に向けての意気込みを語った。
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
トラック種目では男子100m代表のサニブラウン アブデルハキーム(26、東レ)と同じく、今大会の代表選手の中で最多6度目の出場となった飯塚は「今できることをしっかりやっていくってだけですね。開催国によってはスタジアムの雰囲気もガラッと(変わりますし)。それぞれの国によって面白いですね」とベテランらしく、これまでの大会を振り返りつつ本番を見据えた。
長年悩まされてきたという膝の痛みについて「ほとんど完治に近い感じで、気にしないで走れる状態になっている」とし、問題ないと説明した。
3大会連続出場の佐藤は、7月の日本選手権での失格判定から一転、取り消しで優勝に訂正され代表入りを果たした。日本選手権後は海外も含めてレースに参加し、「(いまは)気持ちを切り替えられている」と話した佐藤は「今年こそ国立競技場の皆様の前で、やはり日本記録を見せたい」と意気込んだ。
ディーン元気は佐藤と同じく3大会連続出場。自国開催ということで「本当にどういう大会になるんだろうっていう想像がつかないので、それが一番ワクワクしている。競技を通して“陸上好き”になってもらうというか、きっかけとか陸上の良さっていうものが伝わる大会にできたら」とアピールした。
佐藤はオレゴン大会(22年)は準決勝5位、ブダペスト大会(23年)では準決勝4位と過去2大会ではファイナル出場は叶わなかった。「過去3大会、全ての試合で海外の試合はお客様の熱量をすごく感じて、いい結果を出したときに、地鳴りを感じるような熱量があり、それがすごく印象的でした。自分の国で自分の競技結果でそれができたら、どれだけ気持ちいいんだろうって」と東京での開催に期待を膨らませた。
飯塚とディーンは同期入社。飯塚はディーンを「もう本当に友人みたいな感じ」と話すと、ディーンは「心強い」と改めて一緒に出場できる喜びをかみしめた。後輩の佐藤は「本当に2人は競技者としても人としても尊敬できる方。過去の記事で、2人が30代からが陸上競技が始まるみたいなことを言っていたので、僕も来年30(歳)なので、2人の見えてる景色っていうのを来年見れるのかなと思って嬉しく思っています」と頼れる先輩の背中をみながら、3度目の世界陸上に挑む。
※写真:左からディーン元気、飯塚翔太、佐藤風雅
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