■ダイヤモンドリーグ・ストックホルム大会（日本時間16日、スウェーデン・ストックホルム）

【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程＆出場選手

陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグ（DL）の第7戦・ストックホルム大会が行われ、男子棒高跳の世界記録保持者・A.デュプランティス（26、スウェーデン）が6m28をマークし、12度目となる世界記録を更新した。女子3000mに出場した田中希実（25、New Balance）は8分50秒18で11位だった。

田中は、前半自己記録も狙えるペースでレースを進めたが、後半に失速し、最下位でのゴールとなった。3000mでは、今年2月に行われた世界室内ツアー・ゴールド 『第117回ミルローズ・ゲーム』で8分33秒52をマークし、日本記録を更新した田中。DL参戦は今季2度目で、1戦目のローマ大会では女子1500mに出場し、今季ベストの4分05秒08で14着に入った。

男子棒高跳の世界記録保持者・A.デュプランティス（26、スウェーデン）は、自身の持つ世界記録を1センチ更新する6m28をマークし、12度目となる世界新記録を叩き出した。5m60から競技をスタートさせたデュプランティスは、世界新記録となった6m28まですべて1回の試技で成功。他の出場者が5m90までで競技を終える中、圧巻の跳躍を見せた。

また、女子400mHでは、パリオリンピック™金メダリストのF.ボル（25）が52秒11の今季自己ベストで優勝。男子400mHの世界記録保持者・K.ワーホルム（29、ノルウェー）は47秒41で3位だった。

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