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バレー元日本代表主将・福澤達哉さん、女子日本代表の“推し選手”明かす「やってやろうみたいな」【ネーションズリーグ】

スポーツ
2025-06-16 12:00

世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ。前回、銀メダルの男子日本代表はオランダ(同14位)にセットカウント3ー0(25ー18、25ー23、25ー18)のストレート勝ちを収め、世界ランクは4位に上がった。オランダ戦で解説を務めた福澤達哉さん(38)に試合の振り返りと18日から始まる女子の第2週(香港ラウンド)の見どころを聞いた。※世界ランキングは日本戦終了時点


【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程


伊藤隆佑TBSアナウンサー:
さあ、ということで福澤さん、中国ラウンド日本第4戦オランダ戦はストレート勝ちでした。


福澤さん:
パーフェクトゲーム!


伊藤アナ:
福澤さんの解説の賜物って感じがしました。


福澤さん:
まずは最初の小川智大選手のレシーブ。もう解説しないといけないんですけど、『ただただすごい』って言ってましたね(笑)


伊藤アナ:
何でここにいるのっていうようなコースにいて。


福澤さん:
小川選手のプレーではよくあるんですけど、彼自身の嗅覚というか感覚っていうのがあって。たまになんでそこにいるんやろうっていう解説できないときもあるぐらいでそういうときは大体私、『ただただすごい』っすねって逃げてることが多いんすけど、いやそれぐらい序盤の連続のレシーブっていうところから一気に会場のムードってのを掴んだなっていうのはありましたね。


伊藤アナ:
そこから今日スタメン起用だったミドルの佐藤駿一郎選手。手元の集計ですとアタックが6分の6。


福澤さん:
本当に2m5㎝というまさにこの日本が欲してるこの高さのあるミドルブロッカーっていうところで、正直私も彼のプレーというのをここまでずっと追いかけてきてたわけではなかったんです。中国ラウンドはポーランド戦途中から出てっていうところありますけど、いい意味でサプライズですね。


伊藤アナ:
本当にそうですね。


福澤さん:
非常に動きも俊敏ですし、器用にこの打ち分けってのをしてますし、ブロックも2m8㎝の相手に対しても、よくコミットブロックっていう相手に対してタイミング合わせて飛ぶっていうブロックあるんですけど、リードブロックっていう見てから反応するっていうブロックがある中で、2m8㎝のクイックに対して見てから反応してタッチとってましたから。これはやっぱ日本の武器になりそうだなっていう気はしますね。


伊藤アナ:
まさに新戦力の活躍も見られましたが、そんな中でこのオランダ戦のMVPを挙げるとしたら福澤さん。


福澤さん:
そうですね、やっぱり宮浦の“オラオラ”。


伊藤アナ:
インタビューをされてましたね。


福澤さん:
今日もオラオラしてましたね。


伊藤アナ:
確かに解説の中でもありましたけれど、2年くらい前はここまでっていう感じはなかった。


福澤さん:
そうなんですね、どっちかっていうと西田有志選手が“オラオラ”してて太陽のような『ワーッ』てやってるのに対して宮浦選手は仕事人のように決めて、こういう感じ(冷静にガッツポーズ)だったので。今日胸張ってましたよね。この辺りのこの宮浦選手の成長と話するんですけど、多分意外と欲しがってるんですよね。もっと見てくれよっていうのが多分、あると思うので。


伊藤アナ:
それを力に変えられる選手。


福澤さん:
インタビューのときでも本当に歓声がすごくて、それが力になりましたって言ってますけど、西田選手と対比されることが多いので、クールで物静かっていうところの印象がどうしてもあるかもしれないんですけど多分欲しがってます。


伊藤アナ:
ということはバレーボールファンの皆さん、ぜひどしどしコメントとかね。


福澤さん:
そうですね、あとは西田ほどまだガッツポーズのバリエーションがないので、そこを作っていただいて。


伊藤アナ:
そこを福澤さんが伝授するっていうのもね、大切かもしれませんが。という男子見事な戦いでしたが、一方女子も福澤さん、第1週は失セット0、全てストレート勝ちだったという女子ですが。


福澤さん:すごくないですか。


伊藤アナ:すごいですね。


福澤さん:
新しい監督のもとで新たに始まったっていうところではあったんですけど、やっぱり一番、驚いたのは『日本のサーブ力』。ことごとくサーブで崩して、自分たちのいい形に持っていくっていう。男女ともにサーブって非常に重要なんですけど、高さの弱点が女子もどうしても出てしまう。だったらサーブで崩しちゃえばいいじゃんっていう。この辺りで、本当に佐藤淑乃選手、石川真佑選手筆頭にですね、全選手が良いサーブを打ち込んでますから。次節も非常に期待したいですね。


伊藤アナ:
まさにポイントゲッターという意味ではその佐藤淑乃選手。期待の部分もあると思いますが。


福澤さん:
私も大学の頃からですね、彼女を見てるわけなんですけども、推し選手の1人でもありますから、バックアタックを武器にしながら、ついこの間もフェイクセットしましたね?


伊藤アナ:してました。


福澤さん:
女子の選手のフェイクセットを初めて見たんですけど、ああいう遊び心というか、「やってやろう」みたいな感じの気持ちもいいですよね。


伊藤アナ:
まさにそういった部分もこれまでの日本の女子バレーになかったところが、また新たに見られているというところで非常に楽しみですね。


福澤さん:
特に結果もついてきて勢いもありますから、次の試合、私も注目して見ていきたいっすね。


伊藤アナ:
男女ともに日本ラウンドは第3週、千葉で待っているということですので、まずはそこまでの戦いをしっかりと追いかけていきたいです。オランダ戦の解説は福澤達哉さんでお伝えしました。どうもありがとうございましたございました。


福澤さん:ありがとうございました。



男子は次戦、舞台をブルガリアに移して日本時間26日に開催国のブルガリア(同15位)と対戦する。


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