
世界TOP18チームが参戦している“バレーボールネーションズリーグ2025”が日本時間5日、カナダ・オタワで開幕。前回、銀メダルの女子日本代表(世界ランク7位)は予選ラウンド第1週の初戦でオランダ(同9位)と対戦し3ー0(25ー17、25ー15、25ー16)でストレート勝利を飾った。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
フェルハト・アクバシュ監督は新体制で白星発進
女子日本代表で初の外国人監督となったフェルハト・アクバシュ監督(39)は新体制で白星スタートを飾り初戦を振り返った。
Q.3ー0のストレート勝ち、チームとしてはどういうところがよかったか
アクバシュ監督:
今日は良いですね、良いです良いです(笑)相手に立ち向かっていく姿勢が一番よかった。まだ若いチームですので次に向けてどんどんステップアップしていきたい。チームのスタートとしてはすごくよかった。
Q.選手とのコミュニケーションで大事にしていることは
アクバシュ監督:
まずはコート内で自由に、気楽な気持ちでプレーしてもらうことを言い続けている。同時に戦術面の話も細かく適切に伝え続けている。
Q.次戦のセルビア戦に向けて
アクバシュ監督:
このカナダラウンド全ての試合が難しくなる。セルビアは若いチームだが、かなり有望株な選手がいる。ミドル、アウトサイド、高さはあるけどテンポが変わってくるゲームになると思う。今日の試合よりは難しくなると予想している。
石川真佑は新キャプテンとして迎えた初戦で15得点
石川真佑(25)は兄の祐希(29)と共に日本バレー界初の兄妹でのキャプテンに。就任して迎えた初戦で15得点を挙げチームに勢いをつけた。
Q.今日の試合はどんなところが良かったか
石川選手:
出だしから良い雰囲気でできた。全員がサーブで崩せていたのがよかったです。
Q.新キャプテン、新しいスタートということで緊張したと思うが試合前にどんな言葉をチームにかけたか
石川選手:
チームが変わって初めての試合だったので、初戦だけど堅くなり過ぎずにしっかり声を掛け合いながらコミュニケーションを取ってやろうと話していました。
Q.次戦のセルビア戦に向けて
石川選手:
今日のよかったところは継続していきたいですし、また質を高めてチーム全員で自分達のバレーをやっていければと思います。
オランダ戦チーム最多18得点の佐藤淑乃
“古賀紗理那の後継者”と期待がかかる佐藤淑乃(23)はオランダ戦でチーム最多の18得点をマーク。「SVリーグ総得点日本人1位」の得点力を活かし積極的に相手コートを攻めた。
Q.今日の感想は
佐藤選手:
新チームになって初戦だったので試合を通していい流れでやり切れたことはよかったと思います。
Q.チーム最多の18得点、ご自身ではどうだったか
佐藤選手:
個人としてのコンディションの部分は良いところで準備できている。準備の期間で周りとの連携が大切になってくると思うので試合を重ねるごとに合わせていきたいなと思います。
Q.次戦のセルビアに向けて打ちたいスパイクは
佐藤選手:
セルビアも高さがありますし横の動きも速いと思うので、1人ではなく全員で攻撃をしかけていきたいと思うので自分がバックの時はオフェンス意識高く入っていって常に4枚攻撃を作って全員で点数取っていきたいと思います。
オフェンスで大活躍、オランダ戦12得点の和田由紀子
石川、佐藤に続き2桁得点12得点をマークした和田由紀子(23)。持ち味の攻撃的なスパイクで得点を重ね、セットカウント連取に貢献した。
Q.今日のパフォーマンスを振り返って
和田選手:
まず初戦でしっかり自分の武器であるオフェンスを出せていけてよかったです。
Q.オランダのブロックは非常に高かった。どんなことを意識して攻撃に参加したか
和田選手:
ブロックが高いので利用していく、打点を落とさないことを常に意識して打っていきました。
Q.次戦のセルビア戦に向けて
和田選手:
今日のようにサーブで攻めて崩すのとオフェンスで常に点数を取りに行くのをチーム全体でも忘れずにスタートから走っていけるように頑張ります。
チーム最年少の秋本美空はシニア代表デビューで初得点
第3セットの終盤にチーム最年少、秋本美空(18)が登場。スパイクを決め切りセットポイントを奪う堂々のシニア代表デビューを果たした。
Q.代表初得点の感想は
秋本選手:
自分の思ってたよりもブロックが高くて打ち抜くことができるかわからなかったけど試合に出てみて打ち抜くことができてよかったです。
Q.先輩達がたくさんいると思うけどその中で毎日どんな気持ちで練習、試合に入っているのか
秋本選手:
練習では一番年下なので経験が少ないんですけど自分ができる精一杯のことをプレーで出して頑張ってます。
Q.試合に送り出されたときは嬉しかったですか
秋本選手:
嬉しかったんですけど、緊張かあんまりみんなの声が耳に入ってこなかったです(笑)
Q.次戦のセルビア戦に向けて
秋本選手:
みんなの声を耳に入れて行動に移せるように頑張ります!
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