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秋元康氏、出演を迷っていたAKB48 OGメンバー明かす 出てほしかった理由とは

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2025-12-09 17:12
秋元康氏、出演を迷っていたAKB48 OGメンバー明かす 出てほしかった理由とは
『AKB48劇場20周年特別記念公演』より(C)AKB48
 きのう12月8日、AKB48は劇場オープン20周年を迎え『AKB48劇場20周年特別記念公演』を開催した。AKB48劇場で最初に行なった公演「PARTYが始まるよ」を披露し、アンコールでは前田敦子・高橋みなみら第1期生17人も集結。公演前には秋元康総合プロデューサーが劇場を訪れ、高橋・指原、現役メンバーの倉野尾・小栗有以・伊藤百花とともに囲み取材に臨み、4日~7日まで日本武道館で開催していた20周年コンサートやこれからのAKB48への期待について語った。

【写真】1期生も登場で圧巻!秋元康氏を囲むAKB48メンバー

 記者から、武道館コンサート3日目(12月6日夜公演)でOGが現役と一緒に「根も葉もRumor」を披露していたことについて問われると、高橋は「今は、筋肉痛のその先です」と過酷さを振り返りつつ、選曲について「さっしーからの提案もあって、現役メンバーの曲をリスペクトを持ってやろうと思って選びました」と説明。秋元氏も「“過去のAKB48を超えないと“という想いがあって、今までで1番難しいダンスにしようと三重高校の先生にお願いした」と語る同曲。たかみなは「7月から練習を始めたんですけど、現役メンバーも(「根も葉もRumor」のレッスン期間)筋トレから取り組んでいたくらいのものを、30代半ばとか、産後のメンバーで挑むっていう。にゃんにゃん(小嶋)があんなに速く動いているのを初めて見た(笑)でもやれてよかったです!」と達成感溢れる表情を見せた。

 コンサート中に指原が現役メンバーの印象について「良い子すぎる」と発言していたことについても質問が飛ぶと、指原は「昨日のWアンコールが本当にカッコよかった。だからこそ、もっと“私たちについてこい!”くらい強気でいてほしいなって。みんなかわいいし、パフォーマンス力もあるのに実際に会うと自信がない。グループとしてのギラギラ感はあるから、あとは個々の性格にギラギラ感が出れば、もっとグループとして熱くなるなと思いました」と素直な気持ちを告白。

 さらに秋元氏の教え“エンターテイメントは汗をかかなきゃいけない”を踏まえ、「言われたことだけをやるんじゃなくて、自分たちで提案できる強さを持ってほしい」とアドバイス。高橋も「“自分はこうした方がよく見える”と押し通す力を持ってほしい。それはワガママではなく意志を持った意見だから」と激励の言葉をおくった。秋元氏も「“AKB48らしさ”が一番危険。今のメンバーが“私たちがAKB48らしさ”なんですと思ってほしい」と発言すると、指原が冗談交じりに「新センターのいともも(伊藤)が明日金髪にしてきたらどうしよう」と和ませた。

 さらに、話題は前田敦子と大島優子の出演へ。秋元プロデューサーは「最後まで迷っていたのが前田敦子・大島優子の2人だったけど“現役メンバーの背中を押してほしい”という言葉をおくった。現役メンバーがOGと一緒にステージに立ったら、何が足りないのかわかるんじゃないかなと思った。レジェンドの凄さに圧倒されてるから、最初は自分達と一緒だったということをわかってほしい」と明かした。

 続けて「現役メンバーは、本当にここからだと思うし、プロデュースするときによく話すのが“0→1はできない”ということ。0.1をどうするか。指原がブログを始めた時も(ブログの内容を見て)この人おかしいんじゃないかと思って、「ヘビーローテーション」のMVで2.5秒しか映ってないと言ってきた時もそうだけど、それから指原のイメージができて「それでも好きだよ」「アボガドじゃね~し…」とかの曲が生まれた。「Bird」はたかみなの“ぶれない感じ”を表現したくて書いた曲。だから、現役からヒントがほしい。これを拡大して面白くするにはどうしたらいいんだろうと」と現役メンバーへの道標を示した。

 それを受けた小栗有以は「私たちもコンサートを通して、“あの頃のAKB48”を肌で感じることができました。よく今のAKB48との違いを聞かれるんですけど、課題を明確に感じることができました。(大島)優子さんから“今のAKB48は今のAKB48。型にハマらず自由にやっていい”と言われて…」と語るも、ステージで受け取ったOGの想いを思い出したのか思わず涙。指原も思わずもらい泣きする中、秋元氏は「今は優等生でいい子が多い。初期は悪い子ばかりだった。それをたかみながまとめてたんだけど、昔スタッフにもぶつかっていた。もっとバラバラでいい。ぶつかり合うのがエネルギーだった」、たかみなも「自分らしさを壊さないことがAKBだし、本音がAKB。今みたいにステージ上でも泣いていいんだって」と声をかけた。そして、秋元氏は「東京ドームで倉野尾が“今日はお見せできるクオリティじゃないからコンサートやめます”と言い出すくらいのリアリティがあっていい。伝説を作ってほしい」と期待を込めた。

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