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最大賞金1万ドル、KADOKAWAが”5言語対応の国際漫画コンテスト”を実施

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2025-12-09 17:31
最大賞金1万ドル、KADOKAWAが”5言語対応の国際漫画コンテスト”を実施
「KADOKAWA WORLD MANGA CONTEST」
 KADOKAWAが、世界中のクリエイターを対象とした新たな国際漫画賞「KADOKAWA WORLD MANGA CONTEST」を開催する。応募はすでに開始しており、2026年3月31日まで受け付け。受賞作の発表は2026年5月頃を予定している。

【画像】昨年実施した「ワードレス漫画コンテスト」受賞作品

 本コンテストは、昨年実施された“セリフや文字を使わない”漫画を対象とした「ワードレス漫画コンテスト」の好評を受けてスケールアップしたもの。今回は日本語・英語・スペイン語・フランス語・中国語(繁体字)の5言語対応とし、セリフあり・なしの2部門で作品を募集する。世界104の国と地域から1126件の応募を集めた前回を大きく上回る参加が期待される。

 「漫画部門」では5言語のいずれかでセリフやフキダシを用いた作品を、「ワードレス漫画部門」では言語を問わずセリフなしの表現作品を募集。応募資格に制限はなく、国籍・年齢・性別・プロ・アマ問わず、個人・チーム・法人いずれもエントリー可能となっている。

 審査は同社の各編集部から選ばれた編集者とコンテスト事務局が担当。受賞者には金賞1万ドル、銀賞5000ドル、銅賞3000ドル、さらに努力賞として300ドルが授与される。金・銀・銅賞の受賞者は、同社のコミック編集部による連載サポートも受けられ、日本の雑誌やWEBメディアでの商業化に向けた継続的な支援が提供される。世界中どこからでも応募できる環境を整えることで、漫画家を志す才能がグローバルに羽ばたくための新たな機会を提供する狙いだ。

 同社はこの取り組みにあわせて、今年度から「海外マンガ編集部」を新設。前回の受賞者たちがすでに日本国内での読み切りや連載を目指し制作を進めていることをふまえ、今後は海外作家の育成と作品展開を専門に担う体制を強化した。編集長の瀬川昇は「世界中の多様な才能と出会い、日本だけでなく各国でその作品が読まれる未来を目指す」とコメントしている。

 応募は公式サイト上の応募フォームから受け付けており、日本語を含む5言語で情報提供されている。詳細は以下のURLで確認可能。

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