エンタメ
2025-07-29 03:51

全世界歴代興行収入ランキングで第1位、人類が生み出した全映画の頂点に立つ『アバター』(2009年)、同ランキング第3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22年)に続く、ジェームズ・キャメロン監督によるシリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日、日米同時公開)の予告編が解禁となった。
【動画】『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』初解禁映像
先日、今作で初登場するパンドラの部族“アッシュ族”のリーダー、ヴァラン(演:ウーナ・チャップリン)の憎悪の炎を目に宿した印象的なポスターが解禁され、世界中で大きな話題に。初解禁された映像は、森、海に続く新たなパンドラの世界と新しい種族、ナヴィ同士の争いを予感させるものになっている。
予告編では、これまで描かれてきた神秘の星パンドラの美しい森や海から一変して、灰の舞う火山での、新たな種族との出会いが映し出される。ジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)の一家とともに人類の侵略に立ち向かった、海の部族“メトカイナ族”の部族長・トノワリ(演:クリフ・カーティス)、妻のロナル(演:ケイト・ウィンスレット)、ロアク(演:ブリテン・ダルトン)と心を通わせるツィレヤ(演:ベイリー・バス)や、海の巨大な生物・トゥルクンなどが前作に引き続き登場。
今回新たに登場する、空に浮かぶエイのような姿かたちをした生物がクラゲの気球を運び、サリー家を乗せて新天地へと誘う。新たに出会うのは、自然と共生してきた“森の民”や“海の民”とは違い、自然に裏切られた経験から憎悪を募らせているとされる“アッシュ族”。火口域に住むアッシュ族の民が、指先で炎を操る姿も収められ、火に関係する部族であることがうかがえる。今回、シリーズ初となる“ナヴィのヴィラン(敵)”の登場となるが、彼らと敵対することになってしまったのはなぜなのか?
また、パンドラのすべての生命体とつながり、ナヴィに女神と称される<エイワ>と関係を持つ、特別な力を秘めたキリ(演:シガーニー・ウィーバー)が、ロナルに「あなたに力があるならやりなさい」と告げられる場面も映し出され、今作でもキーパーソンとなりそうだ。しかし、“アッシュ族”を率いるリーダー・ヴァランが「お前の女神は、ここでは何の力も無い」とキリに吐き捨てる、意味深なせりふも…。そしてジェイクと因縁の仲である、クオリッチ大佐(演:スティーヴン・ラング)が率いるスカイ・ピープル(人間)が再来し、クオリッチとアッシュ族が接近する様子もうかがえる。
さらに、映像では父のジェイクと次男ロアクが衝突する姿や、長男ネテヤムを殺したスカイ・ピープルに憎悪を募らせ、クオリッチの息子でもある戦争孤児のスパイダーにさえ憎しみの目を向けるネイティリ(演:ゾーイ・サルダナ)に対し、ジェイクが「憎しみを抱えて生きてはいけない」と諭すシーンも。
ジェームズ・キャメロンは、“火”を憎しみ・怒り・暴力、“灰”を悲しみや喪失と捉え、終わりない悪循環をタイトルに込めたと明かしているが、新たな脅威に立ち向かうサリー家の運命は――。果たして家族とパンドラを守り抜くことはできるのか?人類史上最高映画の待望の続編にして、壮大なストーリーを予感させる圧巻の予告映像となっている。
「アバター」シリーズを愛する日本のファンに向け、ジェームズ・キャメロンは、「長年に渡りこの映画を支持していただき、心から感謝しています。皆さんをまた、パンドラに招待できるのが待ち遠しいです。サリーの家族の物語は続きますが、新たなキャラクターたちも登場し、パンドラの世界がさらに広がります。皆さんの予想を裏切る形で。私やスタッフ&キャストにとって、これらの映画を生み出す事は最高の体験です。映画を愛する皆さんのためにこの映画を作っているからです」とラブコールを贈り、最新作への自信をのぞかせた。
■これまでの「アバター」
2154年―滅亡間近の地球、人類存続の最後の希望は、神秘の星パンドラ。貴重な鉱物資源を採掘するため、人類はパンドラの先住民族ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を開発する。戦地で両足を負傷し、生きる希望を見失っていた元海兵隊のジェイク・サリーは、亡くなった兄に代わり〈アバター〉となってナヴィに接触。彼らの生き方に共鳴したジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと恋に落ち、生きる希望を取り戻していく。
ジェイクとネイティリは家族を築き、キリやロアクら子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、クオリッチ率いる人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われてしまう。ジェイクたちはその先で出会った“海の部族”と共闘し、あまりにも大きな犠牲を伴いながら、人類を退けることに成功。しかし、再び到来する人類による侵略、そして“アッシュ族”の脅威が降りかかる…。
『アバター』公開当時、ジェームズ・キャメロンは独自の革新的な3Dカメラを開発し、他の3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現。壮大な物語、未体験の感動と興奮、人類を究極の世界観へと誘い世界中で大旋風を巻き起こした。
そして『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ではパンドラに宿る生物たちの息吹、人類とナヴィとの激しい戦いや、家族を描いた心を揺さぶるエモーショナルなドラマが感動を呼び、前作を知らなかった多くの10代20代が劇場で“体験”し世界中で社会現象を巻き起こした。
映画館での最高の映像体験を常に追求し実現しながら、普遍的テーマの先にある人々を魅了するオリジナリティあふれる物語を描き、全世界に届け続けるジェームズ・キャメロンが、「何人かの限られた人たちに見てもらったのですが、感想としては、間違いなく三作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来だと言われています。心を打たれる作品になっていると思います」と強く自信を見せている『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』に、世界中が注目している。
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先日、今作で初登場するパンドラの部族“アッシュ族”のリーダー、ヴァラン(演:ウーナ・チャップリン)の憎悪の炎を目に宿した印象的なポスターが解禁され、世界中で大きな話題に。初解禁された映像は、森、海に続く新たなパンドラの世界と新しい種族、ナヴィ同士の争いを予感させるものになっている。
予告編では、これまで描かれてきた神秘の星パンドラの美しい森や海から一変して、灰の舞う火山での、新たな種族との出会いが映し出される。ジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)の一家とともに人類の侵略に立ち向かった、海の部族“メトカイナ族”の部族長・トノワリ(演:クリフ・カーティス)、妻のロナル(演:ケイト・ウィンスレット)、ロアク(演:ブリテン・ダルトン)と心を通わせるツィレヤ(演:ベイリー・バス)や、海の巨大な生物・トゥルクンなどが前作に引き続き登場。
今回新たに登場する、空に浮かぶエイのような姿かたちをした生物がクラゲの気球を運び、サリー家を乗せて新天地へと誘う。新たに出会うのは、自然と共生してきた“森の民”や“海の民”とは違い、自然に裏切られた経験から憎悪を募らせているとされる“アッシュ族”。火口域に住むアッシュ族の民が、指先で炎を操る姿も収められ、火に関係する部族であることがうかがえる。今回、シリーズ初となる“ナヴィのヴィラン(敵)”の登場となるが、彼らと敵対することになってしまったのはなぜなのか?
また、パンドラのすべての生命体とつながり、ナヴィに女神と称される<エイワ>と関係を持つ、特別な力を秘めたキリ(演:シガーニー・ウィーバー)が、ロナルに「あなたに力があるならやりなさい」と告げられる場面も映し出され、今作でもキーパーソンとなりそうだ。しかし、“アッシュ族”を率いるリーダー・ヴァランが「お前の女神は、ここでは何の力も無い」とキリに吐き捨てる、意味深なせりふも…。そしてジェイクと因縁の仲である、クオリッチ大佐(演:スティーヴン・ラング)が率いるスカイ・ピープル(人間)が再来し、クオリッチとアッシュ族が接近する様子もうかがえる。
さらに、映像では父のジェイクと次男ロアクが衝突する姿や、長男ネテヤムを殺したスカイ・ピープルに憎悪を募らせ、クオリッチの息子でもある戦争孤児のスパイダーにさえ憎しみの目を向けるネイティリ(演:ゾーイ・サルダナ)に対し、ジェイクが「憎しみを抱えて生きてはいけない」と諭すシーンも。
ジェームズ・キャメロンは、“火”を憎しみ・怒り・暴力、“灰”を悲しみや喪失と捉え、終わりない悪循環をタイトルに込めたと明かしているが、新たな脅威に立ち向かうサリー家の運命は――。果たして家族とパンドラを守り抜くことはできるのか?人類史上最高映画の待望の続編にして、壮大なストーリーを予感させる圧巻の予告映像となっている。
「アバター」シリーズを愛する日本のファンに向け、ジェームズ・キャメロンは、「長年に渡りこの映画を支持していただき、心から感謝しています。皆さんをまた、パンドラに招待できるのが待ち遠しいです。サリーの家族の物語は続きますが、新たなキャラクターたちも登場し、パンドラの世界がさらに広がります。皆さんの予想を裏切る形で。私やスタッフ&キャストにとって、これらの映画を生み出す事は最高の体験です。映画を愛する皆さんのためにこの映画を作っているからです」とラブコールを贈り、最新作への自信をのぞかせた。
■これまでの「アバター」
2154年―滅亡間近の地球、人類存続の最後の希望は、神秘の星パンドラ。貴重な鉱物資源を採掘するため、人類はパンドラの先住民族ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を開発する。戦地で両足を負傷し、生きる希望を見失っていた元海兵隊のジェイク・サリーは、亡くなった兄に代わり〈アバター〉となってナヴィに接触。彼らの生き方に共鳴したジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと恋に落ち、生きる希望を取り戻していく。
ジェイクとネイティリは家族を築き、キリやロアクら子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、クオリッチ率いる人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われてしまう。ジェイクたちはその先で出会った“海の部族”と共闘し、あまりにも大きな犠牲を伴いながら、人類を退けることに成功。しかし、再び到来する人類による侵略、そして“アッシュ族”の脅威が降りかかる…。
『アバター』公開当時、ジェームズ・キャメロンは独自の革新的な3Dカメラを開発し、他の3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現。壮大な物語、未体験の感動と興奮、人類を究極の世界観へと誘い世界中で大旋風を巻き起こした。
そして『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ではパンドラに宿る生物たちの息吹、人類とナヴィとの激しい戦いや、家族を描いた心を揺さぶるエモーショナルなドラマが感動を呼び、前作を知らなかった多くの10代20代が劇場で“体験”し世界中で社会現象を巻き起こした。
映画館での最高の映像体験を常に追求し実現しながら、普遍的テーマの先にある人々を魅了するオリジナリティあふれる物語を描き、全世界に届け続けるジェームズ・キャメロンが、「何人かの限られた人たちに見てもらったのですが、感想としては、間違いなく三作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来だと言われています。心を打たれる作品になっていると思います」と強く自信を見せている『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』に、世界中が注目している。
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