エンタメ
2025-07-29 04:00

7人組グループ・なにわ男子(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)が28日、横浜アリーナで『なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’』を開催した。MCでは来年1月から2月にかけて、東京ドーム・京セラドーム大阪で初公演を行うことも発表。4年前のこの日、この場所でCDデビュー発表され、スタートを切った7人。新たな冒険の始まりにふさわしい夢のような一夜となった。
【写真】横アリステージ上を華麗にフライングするなにわ男子
23日から29日の同所公演は7日間9公演、13万5000人を動員。4枚目のアルバム『BON BON VOYAGE』の楽曲を中心に“王道”と“冒険”のエンターテインメントを隙間なく詰め込んだ、全30曲・怒涛の2時間超えという充実の内容に。今年は全9都市43公演、約45万3000人の動員を予定している。
■以下、本編内容のネタバレを含みます。
オープニングでは長尾がプロデュースし“ヴィラン”をイメージしたという衣装を身にまとい、開幕から檻の中に入ったメンバーがお出まし。道枝の「横アリ騒ごうか」の声で一気に会場の熱は急上昇し、王子様のイメージを覆すダークな印象を残したまま、ハードなダンスナンバーが続き、炎が吹き上がる。
2ndブロック【COLLEGE CRASH!】では黄と青のチェック生地を基調にしたスクールボーイズ風の衣装の7人がミニクーパーに乗って登場。車をがんがん揺らしまくりやんちゃな7人だが、ワチャワチャ大冒険を繰り広げる。しかし、途中でエンジンがストップするトラブルが発生。大橋は「『かかれー!』っていうてな」となにふぁむにお願いすると再び、そのパワーで動き出す。ハプニングもファンの力で乗り越える、なにわ男子の物語ともリンクする。
到着した先「728COLLEGE」ではダンサーからほうきを受け取って、またがったり振り回したりしながらダンスしたり、新曲「YUUWAKU DANCE」は、メンバーカラーの手袋を装着し、かわいさ全開の“誘惑ダンス”も披露。振付を担当した大西が「もっとかわいく!」と呼びかけながら会場を巻き込むがしっかり“優勝”をかっさらっていった。
そこらかしこでメンバーの“いちゃいちゃ”が発生するのもなにわ男子らしさ。同じトロッコに乗り込み大西と西畑がくっつくと高橋が乱入したり、西畑と大橋が抱きつきながら跳ねまくったり、トロッコの乗り降りを藤原と道枝がエスコートし合ったり…もちろん7人がぎゅぎゅっと集合するシーンもたびたびみられ、と平和モード全開だ。
まるで絵本の世界のようにファンタジックな演出が続出するコンサートの大きな見どころとなったの4回のフライング。“高所恐怖症”の高橋をのぞくメンバー6人はノリノリだったようで、オープニングブロックからアルバム収録の新曲「Over The Horizon!」と人気曲「コイスルヒカリ」での布フライング、中盤のダンスコーナーでは新曲「Thrill Drive」でダンサーとのハンガーフライングを披露した。
3組に分かれたユニット曲コーナーでは個性が爆発。壊れたおもちゃの世界を表現した大西、長尾ユニット「TOYSTYLE」はゴテゴテに飾り付けられた衣装の2人がポップでキャッチーな振り付けで魅了。白ジャケットに裏地の赤が映える西畑、藤原、大橋ユニット「アダルティー」は往年のダンサブル歌謡を思わせる世界観で、大人のオーラを発揮。さらに、天使と悪魔にした2人が誘い選択を迫る道枝、高橋ユニット「Devil or Angel」は白の道枝、黒の高橋が妖艶なペアダンスで引き込んだ。
アルバム曲「Seven seas」から始まる壮大なメドレーでは、グリーンを基調としたまるでピーターパンのような衣装を着用した7人が、巨大なきのこや貝殻、生き物のようにゆらゆら揺れる草木などファンタジックな世界観のセットに登場。「ダイヤモンドスマイル」など定番曲を含む7曲で構成され、曲間にはまるでミュージカルのようなセリフも組み込まれた。
そして本編ラスト「H.E.L.L.O」は事務所伝統のサークルフライング、回転技でゆうゆうとステージ上空を泳いでいく。宙に浮き上がる光の粒や、7色のイルカのバルーンなど、新たな航海へと向かう7人を思わせる演出となった。
また、アンコールでも7人乗りの自転車でフライング。「サチアレ」を歌いあげるが、大橋が「俺ら今、自転車で宙に浮いてまーす!」と余裕たっぷりに呼びかけるかたわら、高橋は前の席の藤原の肩をがっちり掴み、後ろの西畑は背中をポンポン。そんな微笑ましい場面もありつつ、感謝の気持ちを込めた「ありがとう、心から」を熱唱。最後は再びミニクーパーに乗り込むと“運転初心者”道枝が運転席に座りステージを後にした。
冒険というコンセプトのもと夢のような世界観を多彩な演出でしっかり披露しつつ、自身初のドームへの期待も高まるような2時間強。王道のアイドルとしてだけでなく、時に驚かせ、時にぐっと大人っぽい表情で撃ち抜く7人の進化したキラキラが満載のライブとなった。
【写真】ボールを握りしめやる気満々!ユニフォーム姿の藤原丈一郎
【写真】待望…色気たっぷりで『anan』初表紙を飾ったなにわ男子
【ライブ写真】デビュー発表後…涙を流しながら熱唱するなにわ男子
【写真】“Y2K”なおそろいヘアメイクがキュートな高橋恭平&大橋和也
【写真】“マリオ”長尾謙杜と“ルイージ”高橋恭平がUSJに!
【写真】横アリステージ上を華麗にフライングするなにわ男子
23日から29日の同所公演は7日間9公演、13万5000人を動員。4枚目のアルバム『BON BON VOYAGE』の楽曲を中心に“王道”と“冒険”のエンターテインメントを隙間なく詰め込んだ、全30曲・怒涛の2時間超えという充実の内容に。今年は全9都市43公演、約45万3000人の動員を予定している。
■以下、本編内容のネタバレを含みます。
オープニングでは長尾がプロデュースし“ヴィラン”をイメージしたという衣装を身にまとい、開幕から檻の中に入ったメンバーがお出まし。道枝の「横アリ騒ごうか」の声で一気に会場の熱は急上昇し、王子様のイメージを覆すダークな印象を残したまま、ハードなダンスナンバーが続き、炎が吹き上がる。
2ndブロック【COLLEGE CRASH!】では黄と青のチェック生地を基調にしたスクールボーイズ風の衣装の7人がミニクーパーに乗って登場。車をがんがん揺らしまくりやんちゃな7人だが、ワチャワチャ大冒険を繰り広げる。しかし、途中でエンジンがストップするトラブルが発生。大橋は「『かかれー!』っていうてな」となにふぁむにお願いすると再び、そのパワーで動き出す。ハプニングもファンの力で乗り越える、なにわ男子の物語ともリンクする。
到着した先「728COLLEGE」ではダンサーからほうきを受け取って、またがったり振り回したりしながらダンスしたり、新曲「YUUWAKU DANCE」は、メンバーカラーの手袋を装着し、かわいさ全開の“誘惑ダンス”も披露。振付を担当した大西が「もっとかわいく!」と呼びかけながら会場を巻き込むがしっかり“優勝”をかっさらっていった。
そこらかしこでメンバーの“いちゃいちゃ”が発生するのもなにわ男子らしさ。同じトロッコに乗り込み大西と西畑がくっつくと高橋が乱入したり、西畑と大橋が抱きつきながら跳ねまくったり、トロッコの乗り降りを藤原と道枝がエスコートし合ったり…もちろん7人がぎゅぎゅっと集合するシーンもたびたびみられ、と平和モード全開だ。
まるで絵本の世界のようにファンタジックな演出が続出するコンサートの大きな見どころとなったの4回のフライング。“高所恐怖症”の高橋をのぞくメンバー6人はノリノリだったようで、オープニングブロックからアルバム収録の新曲「Over The Horizon!」と人気曲「コイスルヒカリ」での布フライング、中盤のダンスコーナーでは新曲「Thrill Drive」でダンサーとのハンガーフライングを披露した。
3組に分かれたユニット曲コーナーでは個性が爆発。壊れたおもちゃの世界を表現した大西、長尾ユニット「TOYSTYLE」はゴテゴテに飾り付けられた衣装の2人がポップでキャッチーな振り付けで魅了。白ジャケットに裏地の赤が映える西畑、藤原、大橋ユニット「アダルティー」は往年のダンサブル歌謡を思わせる世界観で、大人のオーラを発揮。さらに、天使と悪魔にした2人が誘い選択を迫る道枝、高橋ユニット「Devil or Angel」は白の道枝、黒の高橋が妖艶なペアダンスで引き込んだ。
アルバム曲「Seven seas」から始まる壮大なメドレーでは、グリーンを基調としたまるでピーターパンのような衣装を着用した7人が、巨大なきのこや貝殻、生き物のようにゆらゆら揺れる草木などファンタジックな世界観のセットに登場。「ダイヤモンドスマイル」など定番曲を含む7曲で構成され、曲間にはまるでミュージカルのようなセリフも組み込まれた。
そして本編ラスト「H.E.L.L.O」は事務所伝統のサークルフライング、回転技でゆうゆうとステージ上空を泳いでいく。宙に浮き上がる光の粒や、7色のイルカのバルーンなど、新たな航海へと向かう7人を思わせる演出となった。
また、アンコールでも7人乗りの自転車でフライング。「サチアレ」を歌いあげるが、大橋が「俺ら今、自転車で宙に浮いてまーす!」と余裕たっぷりに呼びかけるかたわら、高橋は前の席の藤原の肩をがっちり掴み、後ろの西畑は背中をポンポン。そんな微笑ましい場面もありつつ、感謝の気持ちを込めた「ありがとう、心から」を熱唱。最後は再びミニクーパーに乗り込むと“運転初心者”道枝が運転席に座りステージを後にした。
冒険というコンセプトのもと夢のような世界観を多彩な演出でしっかり披露しつつ、自身初のドームへの期待も高まるような2時間強。王道のアイドルとしてだけでなく、時に驚かせ、時にぐっと大人っぽい表情で撃ち抜く7人の進化したキラキラが満載のライブとなった。
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