
フランス国防省は23日、フランスとイギリスの空軍が核攻撃を想定した共同演習を初めて実施したと発表しました。
フランス国防省によりますと、今月20日から2日間にわたり行われた共同演習は、フランス空軍の「ラファール」戦闘機が、イギリス空軍の「タイフーン」戦闘機の護衛を受け、核攻撃を行う想定で実施されたということです。
フランスとイギリスの空軍が航空核戦力を使用した共同演習を行うのは初めてで、フランスのボトラン国防相は「両国の防衛協力における決定的な節目であり、ヨーロッパの安全保障のために2つの核保有国が連携して尽力していることを表すものだ」とコメントしています。
フランスのマクロン大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻やNATO=北大西洋条約機構への協力に消極的なアメリカのトランプ政権の姿勢などを念頭に、核兵器による抑止力「核の傘」をヨーロッパ各国に広げる「先進的抑止」の方針を掲げていて、同じく核を保有するイギリスなどが参加を表明しています。
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