ロシアのメドベージェフ前大統領は13日、自身のSNSでプーチン大統領による北方領土の訪問について「日本の高市総理が『歴史的に日本領だ』と好き勝手にしゃべり立てようが、このおしゃべりは何一つ(事実を)変えることはない」と投稿しました。
さらに、「あの場所は過去も今も、そしてこれからもロシアの土地であり続ける」と主張した上で、「この事実を理解できない者は、自らの妄想がもたらす恐ろしい結果に直面することになるだろう」と警告しています。
メドベージェフ氏は、2010年に国家元首として初めて北方領土の国後島を訪問しています。
一方、アメリカ国務省の報道担当者は13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したことを受け、JNNの取材に「アメリカ政府は北方領土に対する日本の主権を認めてきた。インド太平洋地域の平和と安定を損なう、いかなる行動にも強く反対する」とコメントしました。
国連の報道官は13日、プーチン大統領の北方領土訪問について問われると、「加盟国二国間の問題だ」と指摘。「すべての関係者に対し、自制し、責任ある行動をし、緊張を高めるような行動を避けるよう促す」と述べました。
一方、東京にある中国大使館は、呉江浩駐日大使とロシアのノズドレフ駐日大使の共同文章を公表しました。
そのなかで第二次世界大戦について、「中国とソ連は、ナチズム、ファシズム、そして日本の軍国主義との戦いにおいて、多大な犠牲を払った」と指摘。「中国とロシアは、第二次世界大戦での勝利の成果を歪曲または否定する行為に反対し、歴史修正主義のあらゆる言動に厳しく反論し糾弾する」としています。
プーチン大統領の北方領土訪問に合わせ、こうした文章を出すことで、中ロが連携して日本に対し譲らない姿勢を示す狙いがあるとみられます。
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