E START

E START トップページ > 海外 > ニュース > 高市総理を中国はどう見る? あさってから「外交デビュー」 これまで台湾問題・靖国参拝で厳しい姿勢

高市総理を中国はどう見る? あさってから「外交デビュー」 これまで台湾問題・靖国参拝で厳しい姿勢

海外
2025-10-24 17:51

今後の外交をめぐっては、高市総理は就任の際、強い意欲を示しています。


高市早苗 総理
「強い日本経済を作り上げ、外交・安全保障で日本の国益を守り抜く」


そこで避けて通れないのは、中国との関係です。


これまで高市総理は台湾問題や靖国参拝などで、中国に厳しい姿勢をとってきましたが、中国側はどう見ているのでしょうか?


中国社会科学院 日本研究所 楊伯江 所長
「内閣のメンバーは保守的で、右傾化しているという特徴があります」


JNNのインタビューに応じた中国政府直属のシンクタンク、社会科学院・日本研究所の楊伯江所長。高市政権を「保守的で右傾化している」と分析する一方で、対中政策を見極める必要があると指摘します。


注目したのは、21日に行われた就任会見です。


高市早苗 総理
「韓国のりは大好き、韓国コスメも使っています」


アメリカや韓国との関係については言及したものの、中国には触れませんでした。


中国社会科学院 日本研究所 楊伯江 所長
「中国に言及しなかったのは(高市総理が)中国のことを考えていないということではなく、まだ考える時間が必要だったということなのでしょう」


また、あさってから始まる国際会議の場などで、日中首脳会談が実現するかについては「事前に意思疎通が必要だ」として、「まだ見通しは立っていないのではないか」と分析しています。


その一方で、こんな見方も。


中国社会科学院 日本研究所 楊伯江 所長
「一内閣(高市内閣)の登場で、中日間の平和的・安定的な友好協力関係が途絶えるとは思いません」


「両国の経済分野における補完性は依然として高い」として、「長期的には関係は良い方向に向かうのではないか」と話しました。


高市早苗 総理
「日中首脳同士で率直に対話を重ね、戦略的互恵関係を包括的に推進していきます」


中国政府は、高市総理の出方をじっと見ています。


見つかった娘(14)の遺体には「身を守れ」と父が願い伝えた“長袖・長ズボン”「1羽じゃかわいそう」中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きた証”
次の機会は・・・3178年!? 「レモン彗星」が約1300年ぶり・10月21日に地球に最接近! いつどこで見られる?名前の由来は?【解説】
【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【前編】「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ