ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は、20日のキリスト教の復活祭=イースターにあわせた30時間の一時停戦を一方的に表明しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが完全な停戦を実行するなら応じるとしています
ロシア プーチン大統領
「人道的配慮から、ロシア側は本日午後6時から月曜日午前0時まで、復活祭にあわせた停戦を宣言する」
プーチン大統領は19日、イースターにあわせ、30時間すべての軍事行動を停止するよう軍に命じました。
ウクライナにも戦闘停止を求めていて、「ウクライナ側が和平交渉プロセスに参加する用意があるのか、意欲と能力を示すものになる」と強調。アメリカのトランプ大統領が交渉の停滞にいらだちを示す中、和平を求めていないのはウクライナ側だとアピールする狙いがうかがえます。
これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで、「ロシア軍の攻撃は複数の前線で続いている」と指摘。「ロシア側の発言は信用できない」と強調しました。一方で、ロシアが完全な停戦を実行するなら「ウクライナもそれに応じる」としています。その上で、停戦が実現した場合、イースター以降も延長するよう提案しました。
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