
■MLB カージナルス 3-7 ドジャース(日本時間9日、ブッシュ・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのカージナルス戦に“1番・DH”で出場し、4打数1安打1死球。5試合連続安打をマーク、そして、今季初の死球も受けた。先発C.カーショウ(37)が5回7奪三振1失点で今季初勝利、メジャー18年連続白星となった。
直近4試合で16打数6安打、打率は.375、しかし、6安打ともにシングルヒットと長打はなしとなっている。カージナルスの先発はM.マグリービー(24)。昨季メジャーデビューして、まだ6試合目の登板、大谷は初対戦となった。
1回、第1打席、データのない投手の1球目、外角高めのシンカーを逆方向へ弾き返して、左中間へのツーベース。5試合連続安打をマークした。ドジャースは先頭打者の大谷がツーベースで出塁したが、2番・M.ベッツ(32)がサードライナー、3番・F.フリーマン(35)がファーストライナー、4番・T.ヘルナンデス(32)がサードゴロと無死二塁を生かせなかった。
それでも、2回、先頭のM.マンシー(34)から連打でチャンスを作ると、1死一、二塁で8番・T.エドマン(30)がセンターへ先制のタイムリー、このカージナルス3連戦で初めてのタイムリー、ドジャースは8試合ぶりに先制点を奪った。さらに9番・キム ヘソン(26)もライト線へ2点タイムリースリーベースと追加点。そして、1死三塁で大谷の第2打席、カウント2-1から低めのスライダーを引っ張ったが、ファースト正面のゴロに倒れた。
3点を先制してもらい今季初勝利を狙うドジャースのカーショウは2回、5番・I.ヘレーラ(24)をスライダーで空振り三振、8番・P.パヘス(26)は得意のカーブで空振り三振と無失点ピッチング。
4回には1死三塁から8番・エドマンが2打席連続タイムリーとなるツーベース、2死二塁で大谷の第3打席、フルカウントからストレートを打ち損じてレフトフライに終わった。先発カーショウはベテランらしい丁寧なピッチング、その裏、5番・ヘレーラにツーベースを浴びたが、ここまで3安打は全てツーアウトからと失点の確率を低くしていた。
4対0とリードし、勝ち投手の権利がかかる5回、カーショウは先頭打者にヒットを打たれるなど2死一、二塁のピンチを迎えた。2番・M.ウィン(23)にレフトへタイムリーツーベースを打たれて、失点。それでも3番・B.ドノバン(28)をスライダーで空振り三振と最少失点で勝ち投手の権利を得た。
しかし、6回、カーショウの後を受けたL.トリビーニョ(33)が1死一、三塁から犠牲フライで失点、4対2と2点差に詰め寄られた。7回、1死走者なしで大谷の第4打席、カージナルス2人目、左腕・J.キング(30)と対戦。1球目、外角高めのシンカーに詰まらされてショートゴロに倒れた。それでも2死から2番・ベッツが9号ソロを放ち、5対2とリードを広げた。
8回、2死二塁で大谷の第5打席、カージナルス3人目、M.スヴァンソン(26)のスイーパーが左足首を直撃する今季初となる死球、大谷も足を引きずりなが痛みに耐えていた。
ドジャースは久しぶりの大量得点でカージナルスに勝利、先発のカーショウが左ひざ、左足親指の手術から復帰後、今季初勝利。メジャー18年連続の白星を手にした。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?誤解の多いエアコン節約術【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】