
日本バレーボール協会は5日、都内でキックオフ会見を行い、男子の代表選手27人が出席した。
【写真で見る】代表休養への思いを改めて語る西田選手「プレッシャーを持ちながら常にやる」
長年日本代表の主力としてチームを牽引してきた西田有志(25、大阪ブルテオン)は、会見後の囲み取材で、改めて今季は代表休養期間とする意向を示した。
西田は「OQT(パリ五輪予選)のときからそこ(休養)は決めてました」と明かし、「自分の必要なところで今代表でやってるときに、そこに対して自分が必要と思ってるところに時間がなかなか割けない」とハードなスケジュール面など、休養期間を設けた思いを語った。
代表をいったん離れることについて「もちろん不安ですし、正直僕からしたらこういうのはリスクでしかない」と気持ちを口にしたが、「でも自分に一番必要なことだと思う。そこに対するリスクっていうよりも(自分の)変化を求めたかったっていう考えもあったので、これで来年代表呼ばれないとか、もちろん何かそういった展開もあるかもしれないですし、そういうのも自分の中でプレッシャーを持ちながら常にやるっていうことの方が、自分にとってレベルが上がりやすいのかな」とし、より一層のレベルアップを見据えての決断だという。
「ただやるだけじゃなくて、何かをリスクを取ってそういった行動っていうのは、やっぱり自分の中で非常に大切にしてた生き方でもあったので。そこをやるっていうことがすごく僕の中ではありますけど、もちろん不安もありますし、これ来年(代表に)いなかったら逆に僕も笑っちゃうんすけど(笑)、入れるように頑張りたい」と笑顔をみせ、再び日本代表での活躍を誓った。
「ロス(五輪)のときも僕も28(歳)なので、僕のキャリア的にもだんだんと終盤にかかってくる時期だと思いますし、30(歳)中盤くらいまでバレーボールができたらいいかなと思っている」と今後のキャリアにも触れ、「やっぱり何て言うんですかね、だんだんと自分の終わりに近づいてくる1年ずつなので、そこを自分はシビアに感じますし、ロス五輪に関しても世代交代になってくるような時期だなって思いますけど、その交代をさせないくらいの気迫だったりプレーっていうのをやっていきたい」と強い思いを口にした。
キックオフ会見では「自分の目標としては4年後のロスオリンピックでしっかりと借りを返せるように、自分個人のレベルアップをしていきたい。新体制になってからより良いチームになるように尽力していきたい」とロス五輪への意気込みを語っていた。
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