北川景子、北村匠海らが所属する「スターダストプロモーション」による大型オーディション企画『第4回スター☆オーディション』最終選考会が26日、都内で行われ、応募総数1万2458人の中から沖縄県出身14歳の岩瀬夕由（いわせ・ゆうゆ）さんが、グランプリに輝いた。

【写真】特技としてバンコクの正式名称とピカソの本名を暗唱する岩瀬夕由さん

　『第4回スター☆オーディション』は芸能事務所スターダストプロモーションが「新たなスターの原石が本気でエンタメ世界を目指すとき、初めてチャレンジするコンテスト」として開催。今年で4回目を迎え、さまざまな審査を経て選びぬかれたファイナリスト18人（男5人、女13人）がステージに立った。

　“フルーツ大好き南国女子”と紹介された岩瀬さんは「長所は、一度やると決めた事は最後まで諦めずにやり遂げるところ。短所は負けず嫌いなところで、ゲームに負けたりすると“もう一回！”と言ってしまいます」と自己紹介。そして「新しいことに挑戦して、できることをもっと見つけたいと思い、応募させていただきました。今回のオーディションがきっかけとなって自分に自信がつき、いろんなお仕事にも挑戦できたらいいなと思います」と意気込みを語った。

　最終審査は「スター学園 運動部対抗パフォーマンス大会」というお芝居形式の中で、演技審査と特技審査を実施。岩瀬さんは「記憶力がいいので」とバンコクの正式名称とピカソの本名という長い名前を暗唱する独特の特技を披露した。

　グランプリの発表はスターダストプロモーション所属の先輩・北川景子。女子のグランプリとして名前を呼ばれた岩瀬さんは「いままで練習してきて、グランプリとれて、本当にうれしいです」と喜びを表した。審査員は「今回本当に選考が難しかったんですけども、全員一致で岩瀬さんに決めさせていただきました」とコメント。審査員が岩瀬さんに「新しい自分は見つかりましたか？」と問うと大きくうなずいた。

　将来の目標は女優やモデル。憧れの存在は浜辺美波で「映画『君の膵臓をたべたい』を観て、演技が上手いなと思って目標としています」と語る。そして「面白いけど感動する話」に出たいと言い、「主人公の友達や子どもの役として出演したい」と語るなど、早くも個性派の俳優としての未来を垣間見せた。

　なお、男子のグランプリには東京都出身14歳の山中島世夏（やまなかじま・せな）さんが選ばれた。また今回はファイナリストのレベルが高く、グランプリ意外に審査員特別賞を設定。東京都出身の12歳・富永朋貴さん、沖縄県出身の12歳・亀谷珠奈さん、福岡県出身の16歳・薬師寺梨央さん、兵庫県出身の11歳・追田愛唯さんの4人が選ばれた。

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