
吉本興業所属の、医者 兼 芸人のしゅんしゅんクリニックP(以下しゅんP)さんが自身のYouTubeチャンネルを更新。
町医者の視点から見た「町医者がやばいなと思う初期症状3選」について解説しています。患者さんの問診票にこれらの症状が書かれていたら、医師としてすぐに対応したいと考える重要な兆候を語っています。
【写真を見る】【 医者 兼 芸人・しゅんP 】 町医者が「やばい」と直感する「初期症状3選」を解説 「こういう症状が現れたら要注意」「すぐに病院を受診」
◆1. 高熱と右下腹部の痛み——盲腸の可能性◆
1つ目は「高熱プラス右下腹部の痛み」です。39℃、40℃ぐらいの高熱があり、さらにお腹の右下に痛みがある場合は、急性虫垂炎(盲腸)を疑うといいます。
しゅんPさんは「盲腸ならすぐに抗菌薬点滴したいですし、一旦炎症反応の数値も見たいので、まず最初に見て鑑別したいと思います」と説明しています。
◆2. 呂律が回らない+手足が動かない——脳梗塞の可能性◆
2つ目は「呂律が回らない、プラス手足が動かない」という症状です。これは脳梗塞を示唆する重要な初期症状だということです。
しゅんPさんは「脳の血管が詰まって、血液がいかなくなると、脳の細胞が死んでしまうので、呂律が回らなかったりとか、体の半分が動かしづらい。こういった時は要注意です」と警告しています。
発症時間や条件によっては血栓を溶かす薬も使えることがあるため、このような症状が見られたら、すぐに近くの大きい病院へ搬送する必要があるとのことです。
◆3. 冷や汗と胸痛・背部痛——心筋梗塞の可能性◆
3つ目は「冷や汗プラス胸痛・背部痛」です。これは心筋梗塞や大動脈解離を疑う重要な所見だと解説しています。
しゅんPさんは「ただ胸が痛いだけとかだったら、肋間神経痛とか、帯状疱疹とか、ストレスとか、そういうのを疑ったりするんですけど、冷や汗が出るくらい痛いっていう時は、とりあえず、心筋梗塞かどうかというのを否定しないといけません」と説明しています。
このような症状が出たら、早めに診察して「心電図やトロポニンTというを、まず測定しようと思います」としています。
最後に、しゅんPさんは「こういう症状が現れたら要注意ですので、すぐに病院を受診するようにしましょう」とアドバイスしています。
しゅんPさんは、医師として、命に関わる可能性のある症状を早期に発見する重要性を伝えています。
【担当:芸能情報ステーション】
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】