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松本潤「みんなで創っていく」 『19番目のカルテ』“座長”として対話と巻き込み力で築く現場の連携

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2025-07-26 14:00
松本潤「みんなで創っていく」 『19番目のカルテ』“座長”として対話と巻き込み力で築く現場の連携
日曜劇場『19番目のカルテ』に出演する松本潤 (C)TBS
 松本潤が主演するTBS系日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜 後9:00)が、13日からスタートする。松本演じる総合診療医・徳重晃は穏やかでひょうひょうとしており、一見つかみどころのない人物。これまでにない役柄、そして医師役に初挑戦した松本がクランクインから1ヶ月以上が経ち、現在の心境を語るなか、自らが大切にしているのは、現場全体が自然と巻き込まれていくような空気づくりだという。

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 「普段、自分が作品に参加させてもらう時、特に主演でやらせていただく時は、なるべく人を巻き込むことを考えていて。会話も、現場にいる人たちと“自分と誰か”だけでするっていうよりは、その近くにいる人に話しかけたり、みんなで1つのことを話したりするようにしています」と心がけを明かす。

 「芝居にしても『このシーンどうする?』って話すときは、周りの人たちが共有しやすいように、聞こえる声で話すようにしてる。みんなで創っていくものだと思ってるので、それができるような、しやすい環境を作れたらいいなというのは、いつも意識しています」。実際に、現場におけるその姿勢は、撮影環境の調整にも表れている。

 ドラマは、患者と向き合う医師の姿を描くヒューマン作品。役柄に対するアプローチにも、“聞くこと”が重要な意味を持つ。

 「今回は総合診療医をやるのですが、恥ずかしながら総合診療というものを知らなかった。なので、原作に出てくる世界が実際どういうものなのかを、医療監修の先生に話を聞いて調べました。直接お話を伺って、質問して、ドラマに役立ちそうなことを取材して、ディスカッションしました」と積極的な姿勢をみせる。

 「先生が言っていた『総合診療は問診がポイントだ』という言葉が非常に印象的でした。今の保険医療ではなかなか時間が取れないけれど、自由診療の形で、患者さんと長く話をして、一つひとつ可能性を潰して診断を出していく。そのやり方がすごく印象に残りました。効率とは逆のものなんです」。

 そんななか漫画原作となる今作で、守るべき「軸」として「総合診療の描き方、医療との向き合い方は絶対に外せないと思う。時に個々のキャラクターのイメージが原作者の方と違うことがあるかもしれないけど、全体の方向性は合うように、そこはズラさないようにしなきゃいけないと思っています」と挙げる。

 実写だからこそ「生身の人間が動くというところの難しさがあります。僕が演じるというよりは、皆で『徳重というキャラクターはこういう方向に、こういう時はこう動いた方がいいよね』って、みんなで話しながらやっている感じです」とコミュニケーションを重ねて、徳重像を作り出している。患者に徹底的に対話を通して向き合う徳重と綿密にスタッフ・キャストと連携をとりながら座長として真摯にひとつの作品を作り上げる松本の姿は重なるものがある。

 そんな松本自身も、話を聞くということの意味を日常で実感している。「人が悩んでいる話を聞くと、すぐに解決したいっていう脳が働いてしまう。でも、それはたぶん求められていないことが多いって経験上わかってきたので、なるべく『そうなんだ』と聞くようにしています。別に答えが欲しいわけじゃないんですよね」。

 「自分自身も、悩んでいることや考えていることって、口に出すとその言葉が自分の耳に返ってきて、整理されるってことが多い。みんながそうとは思わないけど、なるべく求められた以上のことは返さないようにしています。後輩にも、自分からはアドバイスしないようにしていて、求められたらする。関係性が深ければ言うこともあるけど、あまり言わないようにしてます」

 共演者との関係についても、“巻き込み”の空気は維持されている。今回は小芝風花、新田真剣佑、木村佳乃、田中泯といった松本とは初共演のキャストがそろう。

 「今回演じられてるキャラクターがそれぞれ個性豊かで、みんなバラバラなんです。それがすごくキーポイントで。僕は新しく魚虎総合病院に来たっていう設定なのですが、実際の現場でも、池谷(のぶえ)さんや生瀬(勝久)さん以外は初対面。なので“はじめまして”の空気の中でやっていて、その中でどう連携が取れていくのかはすごく楽しみにしています」。

 それぞれの印象について聞くと「小芝さんは今回柔道をやってたというキャラクターでもあるのが、『体幹がブレないような姿勢をキープしたいと思ってやっている』と本人がおっしゃっていて、それが伝わるお芝居をされているなと感じました。あと白目が綺麗です!」とはやくもチャームポイントを発見したよう。

 また、オンエアのチェックは行うといい「どうやって見るかは悩みます。テレビの色味とか、デバイスとの相性とか、どれが一番綺麗に見えるかを自分で試しています。結局、最初に見るのがオンエアだから、録画するのか配信で見るのか、それも含めて検証しますね」。

 「巻き込む」という言葉の通り、常に“個人”で動くのではなく場を整えながら現場の支柱を担っていることが伺えた。

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